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女子相撲への想い(京都女子相撲クラブ杯実行委員 石田紗也佳)

 私が相撲を始めたきっかけは、小学校に相撲部があり、弟が入ることになった時に、お姉ちゃんもどう?と顧問の先生にお誘いいただき、入部したのがきっかけです。

 10年以上相撲に取り組むことで、筋力の面はもちろん、精神面でも鍛えることができました。また、世界大会出場など、貴重な体験をできたこと、年上の方や年下の子など幅広い年齢の人たちと関わりを持てたことなど、このような経験は、相撲をやっていたから得ることができたものだと思います。

 大学を卒業する今年、プレイヤーを引退して、女子相撲を少し離れたところからみると、課題が見えてきました。一番は競技者人口が少ないことです。それにより、練習相手がいなかったり、練習環境が少ないのが課題だと考えています。また、全国的にも女子相撲について認知されておらず、相撲は男性がするものというような固定概念が強いため、相撲を始める女性が増えないことも課題の一つだと考えております。

 私が京都女子相撲クラブ杯を実施したいと考えたもの、女子相撲の存在が世界的に認知され、女子相撲を始める人を増やしたいという想いがあるからです。さらに、国体やオリンピックなどにも選ばれるくらいの競技になってほしいです。大きな目標かもしれませんが、引退した今後も、少しでも女子相撲に恩返しをしていけるように取り組んでいきたいと考えております。

 まずは、今できることをやろうと思い、今回の大会の実施に踏み切りました。そのためにまずは、1人でも多くの人に女子相撲の存在を知ってもらう活動をこれからも取り組んでいきたいと思います!大会参加をお待ちしております!

写真は5年前 日本代表で出場した世界大会ジュニア大会3位入賞時の写真


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